今回は私が学生時代に体験した切ない恋愛をお話ししたいと思います。
当時は相手のことが大好きすぎたので「付き合えるならどんな条件でものむ!」と思っていました。
いま考えたらなんとも窮屈な恋をしていたなと思います。
目次
好きな人に告白をした
さかのぼること高校生のころ。好きな人ができました。
いつもいつも彼のことばかり考えていて「あ、私あの人のこと好きなんだな」って確信したので、思いって告白したんですね。
たしか電話で告白した気がします。
彼は相当びっくり?&迷っている感じで少しの沈黙の後
「いいよ」
と言ってくれました。
沈黙があったので「え、大丈夫かな?私じゃだめかな」とも不安になりましたがその後の「いいよ」の一言にただただ嬉しくて嬉しくて・・・はい、嬉しすぎました。
すぐにこの先の2人のことを妄想しました。
これからデートしたり、学校一緒に帰ったり・・むふふ・・って感じできっと私の顔は気持ち悪いくらいニヤけていたことと思います。
相当気持ち悪い表情していたと思います。
彼から「付き合っていることを誰にも言わないで」と言われた
が!その直後に彼が一言。
「でもこのこと誰にも言わないでね」
「ごめん、部活の奴らとか騒がられるの嫌だしさ、それでもいい?」
かなり想定外でしたが嫌だなんて言えませんでした。
みんなに言わないでってことは、私と付き合っていること知られたくないってこと・・・私じゃ恥ずかしいってことだよね・・と確かに顔に自信はなかったし、それ言われても当然かなって思ったんです。
それに彼と付き合えることのほうが嬉しかったので「誰にも言わない条件で」を素直に受け入れました。
いま考えるとなんとも微妙ですが。
交際スタート!でもだんだん息苦しくなる
彼からのその「誰にも言わないで」という約束は忠実に守りました。
ほんとは一緒に学校帰りたいし、たまには廊下で話したいし、堂々としていたかったですが、みんなにバレないようにコソコソ会うようにしていました。
本当はみんなに公表してほしかったです。
でも「付き合えているだけで幸せなんだ」と思うようにしてて「バレてはいけない」「バレてはいけない」「バレてはいけない」が常に頭にありました。
我慢は相当あったけど、付き合えていることがなによりの幸せだったんです。
若干、影で付き合っているわたしたちってなんか・・スリル!!とも思ってたりもしましたし^^;
でも、そういう気持ちは長続きしませんでした。
次第に、我慢しているストレスがどんどん大きくなって、息苦しさを感じてしまったんです。
なんだかこれ以上いったら悲劇のヒロインになってしまうレベルでした。私ってかわいそう!みたいな。
会うときはいつもテニスコートの裏の木の影、デートに行ったのも半年付き合ってて1~2回程度。
デート中、食事中、彼はいつもまわりをチラチラ見て気にしてました。
「やっぱり私と一緒にいるの見られるの嫌なんだな」って自分の自信もどんどんなくなっていきました。
彼との付き合いを続ければ続けるほどどんどん自分に自信がなくなっていきました。
ストレス溜まるしもう楽しくなくて別れました
そして我慢の限界がきて、最後はもう無理!!ってなって別れました。
当初抱いていた彼への純粋な好きな気持ちは「付き合っていることを隠す」というストレスでどっか飛んで行っていました。
もっと早く「隠しているの嫌だ!」って言っていたら結果は違っていたのかももわかりませんが、もはやどうでもいいくらい、付き合っているのが嫌になっていました。すべてが限界でした。それにめんどくささもありました。
この経験で学んだこと
この経験は、ただ辛い辛いの付き合いで終わったわけでなく2つのことを学べたいい機会でした。
(無理くりそう自分に言い聞かせているだけかもしれませんが)
1.まわりに紹介したくなるような良い女になろうと決意した
彼がどんな思いで「誰にも言わないで」と言ったのかはわかりません。
でも私はおそらく「私が可愛くないからみんなに知られたくないんだろうな」と思っていたので、別れた後にめちゃくちゃ悔しくなって「良い女になろう!」と強く思いました。
本気で可愛くなってやる!と思ったんです。
それ以降メイクだったりおしゃれだったり、可愛くなれるための勉強するようになりました。
本気で悔しさがバネになりまくりました。
2.恋愛はお互いが一緒にいてプラスに思わないと成立しないということを知った
当時は彼が好きだったから、彼の気持ちを優先することが大事!と思っていました。
でもこれって残念なことだし、全然フェアじゃないんですよね。
恋愛は必ずしもフェアが良いとも言い切れませんが、今回のようにこちらの我慢が限界になるような恋愛は長続きしないなと思いました。
彼のことが好きだからと言って彼の思うがままでいたら私の我慢はいつか爆発する。よく考えればそりゃそうっすよね。
我慢を口にせず、溜めて溜めて溜めて爆発して、それゆえに彼への恋愛感情もふっとび、結果別れという答えを出し私にとってはこの付き合いってマイナスでしかなくなっていたんです。
まとめ
と、こういう感じでこの2つを学んだ、そんな恋愛でした。
学んだんだって言うと、なんだか負け惜しみな感じにも思いますが、やっぱりまわりに自慢したくなるような彼女になりたいもんですよね。
ということで今後も綺麗な女性になれるよう努力していくつもりです。